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中川水循環センター

施設の紹介

水処理施設について

 水処理施設では、11市4町※から流入した下水を最初沈殿池・反応タンク・最終沈殿池の各池で
 処理しています。

  ※11市4町とは…
   さいたま市(一部のみ)・川口市(一部のみ)春日部市・草加市越谷市・八潮市・三郷市・蓮田市
   幸手市・吉川市・白岡市伊奈町・宮代町・杉戸町・松伏町

    ▼1~6系
 下水は三つの池を半日ほどかけてゆっくりと流されることにより、水中の汚れと、きれいな水に分けられます。
汚れは池の下に溜まり、汚泥として処理され、きれいになった水は消毒して川に流されます。
下水処理場では、この工程を365日24時間休むことなく続けています。

 ところで、中川水循環センターには水処理施設が9系列あります。
そのうちの1~6系施設の上部には、平成19年に三郷スカイパークがオープンし、
休日にはサッカーやグラウンドゴルフ等を楽しむ方たちでにぎわっています。

 また、平成24年には小水力発電設備の運転を開始しました。
 処理水を河川に放流する際に生じる小さな落差を利用し水車を回転させ、発電した電気を場内で利用しています。
水処理施設(1~6系)   ▼7~9系
水処理施設(7~9系)
▼三郷スカイパーク
三郷スカイパーク
小水力発電掲示版
小水力発電設備

汚泥処理施設について

焼却炉1  汚泥処理施設では、水処理施設で発生した汚泥を様々な機械を用いて脱水・焼却をし、減量化しています。
これらの工程を経た汚泥は、「焼却灰」と呼ばれ、元の重量の約0.3%ほどになり、有効利用されています。

 ところで、汚泥は焼却する前に脱水していますが、それでも多量の水分が含まれているため、都市ガス等の燃料を使用しないと燃やすことができません。
 中川水循環センターでは、焼却炉の運転管理に注力し、燃料の使用量を削減させる自燃運転に取り組んでおり、その成果も出ています。

 また、汚泥の処理中に各設備で臭気が発生しますが、発生源となる設備と焼却炉をダクトで結ぶことにより、臭気を燃焼脱臭しています。このように周囲に臭気を出さないような工夫にも取り組んでいます。

 こちらの施設は、特撮ヒーロー番組やアイドルのプロモーションビデオ撮影等で利用されることが多く、皆さんも知らないうちにお目にしているかもしれません。
焼却炉2
焼却炉間の通路(夕景)
焼却炉(夜景)

春日部中継ポンプ場

春日部中継ポンプ場1  春日部中継ポンプ場は、埼玉県春日部市にある中川水循環センターの中継ポンプ場です。
 下水管は勾配をつけて設置されていますが、あまり深くなると管理が大変になるため、ポンプ場で一度上げて、再度勾配をつけて処理場まで下水を流します。
春日部中継ポンプ場2 春日部中継ポンプ場3

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