新河岸川水循環センター 環境への取組み

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新河岸川水循環センター

環境への取組み

温室効果ガス削減の取り組み

下水の処理過程で発生する汚泥は、濃縮→脱水→焼却の工程で処理していますが、 この汚泥焼却時に使用する燃料の削減や、高温焼却による温室効果ガスの発生の抑制に取り組んでいます。
焼却炉では汚泥を焼却させるため、通常は補助燃料を使いますが、前段階の汚泥処理の工夫により、 汚泥の持つエネルギーだけでの燃焼を可能とし、燃料使用量を80%減らしました。
これによりエネルギー起源の二酸化炭素を大幅に削減しました。
エネルギー由来
※平成23年度は震災の影響により、電力使用制限を受け燃料使用が増加したものです。
一方、焼却に伴って一酸化二窒素(N2O)が発生します。このガスは地球温暖化係数が二酸化炭素(CO2)の310倍もあります。
一酸化二窒素は、焼却温度を850℃以上の高温で焼却することにより、従来の焼却温度800℃程度に比べ大幅に発生を抑制することができます。
右岸支社ではこの高温焼却により、温室効果ガスの発生を約50%削減しました。
高温焼却

電力量削減の取組み

超微細気泡散気装置導入による送風電力削減に取組んでいます。
反応タンクでは、微生物が呼吸のため酸素を消費します。

散気装置を更新し、この供給空気の泡を小さくすることにより、溶け込む効率を高めて、送風量を20%~30%削減し、送風機電力を削減しています。
従来 超微細気泡散気装置
▲従来のイメージ ▲超微細気泡散気装置のイメージ
従来の散気装置 超微細気泡散気装置
▲従来の散気装置 ▲超微細気泡散気装置
従来品 シリコーンシート
▲金魚飼育のエアーストーンのようなもの ▲シリコンシートにスリット状の穴をあけたもの

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